はとにまめでっぽー

本とかゲームの感想や、日記を綴るよ

考察:お仕事モンスターは何故生まれるのか

仕事について色々思うことがあるので書く。

 

単刀直入に言うと

「仕事に人生捧げる人多すぎ!」

「しかもそれを押し付けてくる人がうざい!」

という話。

 

いきなり自分語りして申し訳ないが、私は自分の人生を4Dのシミュレーションゲームみたいなもんだと思って生きている。

早く自分に合った攻略方を見つけて、なるべく楽しんで死にたい。

ちゅーわけで、仕事も人生を充実させるための資金を得る手段としてやっている。

成長は特にしなくていいし、親しい人はできたらラッキーだ。

 

でもそんなスタンスに疑問を持ち、時に否定してくる奴が定期的に現れる。

ちな、私は冒頭に語った思想を他人に押し付けたことはない。

だのに、こいつらは「そんなんじゃダメだよ君ィ」だのと宣い、したり顔で私に以下のような行動を強いてくる!

 

仕事には全力で取り組むべし!

職場の人間と親しくなるのは社会人の義務!

常にPDCAを回すこと!

現状維持なんてもってのほか!

 

えぇ…、何言ってんの…!?

私もお前も、ボーナスなし退職金なしみなし残業ありの安月給でこき使われてるのに…?

何故わざわざ苦役を増やすようなことを…?

 

しかし近所の本屋を見れば、ビジネス書コーナーには仕事ができる人間になれる方法を綴った自己啓発本がごまんと並んでいる。

しかもこの本たち、見る度に全然違うものに入れ替わっている。

そんだけすごいペースで新しい本が出続けているのだ。

 

不思議だ…。

 

売る側の気持ちはわかるよ!

自分が普段やってることを文字に起こすだけで金のなる木ができるなんて、やらないわけがない。

 

でも買う方は…?

 

だって冷静に考えてみてほしい。

外資系はともかく、日経企業なら正社員の権利が強いから、普通に勤務してたらクビの心配ってそんなにないんじゃ?

そもそもサラリーマンという職業は、社長のやりたいこと手伝う代わりにお金を貰うというシンプルな契約に過ぎない。

運が悪ければどんな会社もあっさり倒産するし、仮にそうならなくても60歳くらいで去らなきゃいけない場所なわけである。

 

そうなった時、仕事に全部捧げちゃってたら、仕事に最適化した自分と、変に高くなったプライドしか残らなくね?

家族や友達に結論ファーストで喋って意味あるか?

 

…と、ここまでボロクソに書いていてふと思った。

でも仕事に従順であれば、定年までに目指すべきゴールと、そこまでのルートを決めるっていう、本来はちゃめちゃに疲れる作業をおおよそ40年間、会社がやってくれるのか。

そう考えると、仕事に人生を捧げるというのも、れっきとした人生の攻略法の1つに思えてきた。

この場合、定年後の人生にもちゃんと目を向ける必要があるけど。

 

私になんやかんや言ってくる人たちは、この攻略法を選んだことや、定年後の人生に目を向ける自信が持てないのかな。

だから「私の選択は正しいんだ!」って大きな声で言わないと、心が保たないのかもしれない。

普通に「私は仕事をがむしゃらにやるのが楽だからそうしてるんだ〜」って堂々としてればいいのに。

堂々としてられねぇんだったら、いっぺん生き方見直してみようぜ!

 

…と、仕事にのめり込む人たちに対して思うことがあったので書き散らしました。

気が済んだのでこれで終わりにします。

ありがとうございました。