はとにまめでっぽー

本とかゲームの感想や、日記を綴るよ

雑記:自分の生きづらさについて考える

「生きづらさ」。ここ数年でよく聞くようになった単語である。

 

私はこの「生きづらい」というものを子供の頃から多々感じている。

 

こういうことを周りの人に言うと「あなたは大丈夫だよ」「あなたは普通の人間だよ」と、大抵は励ましの言葉をかけられる。彼らは皆信頼に足る人たちで、私に悪意を持っている人は一人もいない。私が自身を「世間一般の基準に達せない人間だ」と卑下しているのを、優しさから否定してくれているのである。

 

しかし、そう返されると私としては非常に困る。私が普通の人間の場合、日々の中で感じる苦痛・焦り・困惑は全て、他の一般的な人々も同じように感じていることになり、私一人だけがそれに耐えられないと主張するのは「甘え」になってしまう。しかし、私には全く甘えているつもりはない。精一杯やってこの有様なのだ。

 

いやいや、そう感じるのは私が自分に対して高すぎる目標を掲げてしまっているからかもしれない。つまりこの苦しみは完全に私の自業自得で、気の持ちようだけで解決できるものであるということだ。私がずっと問題解決の糸口を探してもがき続けて疲弊したのは、私がそうであることを心のどこかで望んでいたからだと。…いやいや、これにはさすがに異議を申し立てても良いのではないか。

 

また、仮に私の発達が人と異なるものだったとしたら、彼らは私の問題の存在自体を認めていないことになる。問題を直視しなければ解決もできないので私が不利益をこうむり続けることになり、「私を支えてくれる優しい人たち」という彼らの立場と矛盾してしまう。

 

私とて別に発達障害のレッテルが欲しいわけではない。話を聞いていると思わずうなずいてしまうところが多いが、全部が全部当てはまるわけではなく、一部は真逆の特徴を持っているところもある。幼い頃のいじめとか、そういう苛烈な体験が思考を歪めてしまって、結果的に発達障害みたいな状態になってしまうこともあるだろう。

 

でも、いくら考えてもしょせん素人なので、困りごとの原因にはさっぱり近づけない。

 

先日、思い切って診察に行ってみたが、ネットで拾えそうなチェックシートをやったのち、はっきりした診断はもらえないまま、ずるずると目的のないカウンセリングを受けさせられたので通院をやめてしまった。

 

発達障害でもなんでもいいので、どうにか私が過去から今まで全力でやっても上手くやれないのか、どうして周りの人は余裕そうに見えるのか、その原因を誰か教えてほしい。切実な願いである。

前職から離れてもうすぐ1年経つので反省会をやってみようとしたが、だめだった

※ブログ更新のハードルを下げる方法を検証するため、
 この記事では試験的に管理人にとって書きやすい文体を使っています。

 

前職を離れてもうすぐ1年経つ。

確か離職直後にブログをはじめて、当時退職までの経緯をまとめて投稿してやろうと思って実際に記事を書いたことがあったのだが、いざ完成物を読み返してみると、あまりにも至る所に上司への恨みつらみが滲んでおり、急に怖くなった私はその記事を没にした。

時間も経った今、あの時よりは冷静に前職での出来事を分析できるのではないかと思い立ち、この記事を書くに至った。実際、また転職の機会があった際にこういう分析をしとくと役に立つかもしれない。自分には何ができたのか、振り返ってみようと思う。

 

…と思ったが、やはりまだダメだった。

 

環境の悪さを説明するところまではよかったが、上司に言われたこととを思い出して並べているうちに動悸がして息が苦しくなってきた。せっかく消えゆく記憶だったのに、ここで掘り返してしまっては勿体ないので、執筆をストップした。

しんどくない範囲でざっとまとめると、万年赤字・短い納期・パワハラの3拍子がそろっていたのが前職だ。求人票通りの給与は出るのでブラックというよりグレーくらいな感じだったと思う。離職票の発行はなぜか嫌がっていたが。

 

上記のような最悪とは言わずとも良くない環境での出来事について、強いて自分の反省点を挙げるとするなら、もっと声を上げるべきだったなと思っている。パワハラ上司本人でも、心配してくれた先輩でもいいから「こんなのできません」と言えていたら、それで怒鳴られようと心配されようと、私が今の状況をよしとしていないことだけは周囲に伝わったはずである。

 

だが、当時の私は「仕事が終わらないのは自分が悪いのだから、そんなことを言う資格はない」と黙って耐えて、そのまま潰れてしまった。

 

「退職」と履歴書上ではたったの2文字で済まされる出来事だが、その過去に向き合うのはまだまだ先になりそうだ。正直、転職の可能性さえなければ私はこんな過去とは向き合わないほうがいいとすら思っているが…。

今は悪意のある人のいない今の職場で、心の傷を癒えるのを待ちながらただ働こうと思う。中身のない記事になってしまい申し訳ない。

ホラー小説『骨灰』がガチ面白かったので感想を書く

こんにちは。

ここ数日、めちゃくちゃ良作との出会いがあったので、久々に感想記事をば。

沖方丁さんの「骨灰」です。

www.kadokawa.co.jp

本作を読もうと思ったきっかけは、Twitter(X)で朝宮運河さん(@Unga_Asamiya)が開催されている #ベストホラー2023 の国内ホラー小説ランキングに2位にランクインしているのを見たこと。

暇つぶしに読んでみることにしたのですが、いざ読み始めたらまぁ面白くて暇になるまで待てないという。駆け抜けるように読んでしまいました。

素晴らしい出会いを下さった朝宮運河さん(@Unga_Asamiya)はじめとするホラー愛好家の皆様には感謝です。

ちなみに、読了直後の私のつぶやきがこちら。

当時はネタバレを避けたくて、とにかく詳細をぼかした言い回しにしたのですが、こうしてみると情報量が少なくてどこが面白いんだかよくわからないですね…。

というわけでこっち(ブログ)では、あらすじを軽く紹介したのち、ネタバレありでがっつり感想を書いていきたいと思います。

『骨灰』あらすじ

大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常な乾燥と、嫌な臭い――人が骨まで灰になる臭い――を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に見舞われ、パニックに陥りながらも男を解放し、地上に戻った光弘だったが、それは自らと家族を襲う更なる恐怖の入り口に過ぎなかった。

*1

感想(ネタバレ注意!)

・最初からクライマックス!!

さっきのあらすじを読んでいただいたらわかると思いますが、しょっぱなから謎の祭祀場鎖につながれた男などなど、普通のホラー小説ならここが山場でも全然おかしくない展開のラッシュ。

最初から「え!?この後どうなるの!?」という気持ちにさせてくれる。そんで序盤だけの勢いで終わらず、その後も更に怖くなっていくんだからすごい。

脚本が破綻しないように山場を連続させるのってめちゃめちゃ難しいですよね。これで初ホラーってマジ?

・父の愛

当たり前ですが、祭祀場に鎖でつながれていたおじさんは、決して素人が解放していい人物ではありませんでした。

主人公・光弘が調査を進めると、彼が原義一さんという認知症患者であること、彼がいた祭祀場の"穴"は「骨灰(こっぱい)」と呼ばれる東京全土の焼死者たちの怨念が困った場所であり、原さんはそれを抑えるための水神の御饌使(みけし、生贄と違って死なずに済む可能性もある)として穴の中にいたことが明らかになります。

鎖でつながれていたのも、原さんは認知症を患っていることから、役目を忘れて逃げ出さないようにと自ら儀式の担当者に頼んだことだったのでした。

原さんを解放してしまった光弘は"穴"から解き放たれた骨灰に目を付けられます。暖かな家庭・念願のマイホーム・やりがいのある仕事…と幸せ一色だった当初から一転。骨灰たちに家の中に侵入され、周囲の人々に対して攻撃的になるだけでなく、仕事と称して"穴"に生贄を捧げることを第一にするようになり、どんどん孤立してしまいます。

優しかった光弘が道を誤っていく様子は、見ていてかなりしんどかったです。

そしてとうとう14人もの人間を"穴"に捧げ、もう後戻りできないところまで堕ちてしまったと思われた──そんな光弘を救ったのは、死んだ父の墓石とハンカチ!

それらに触れた瞬間、光弘を操っていた偽父(演:骨灰)は霧散し、焼死した亡者どものパーティー会場と化していた光弘のマイホームも、完全ではありませんが秩序を取り戻します。

読んだ時はこのシーン、ホッとすると同時に「ちょ、パパ強すぎん?笑」と思ってしまいました。

いや、ちがうんですよ。一故人が東京全土の焼死者の塊に勝つのがそう簡単なわけないじゃないですか。パパが魂をかけて守ってくれたから、光弘はこんな厄介な敵を退けることができたのです。

ちなみに、実は光弘パパもかつて骨灰に祟られた一人であり、そのせいで家族に対して高圧的になった時期があったことから、光弘には複雑な感情を抱かれていました。最終的には家が全焼し(多分骨灰の祟りによる出火)、水辺に新居を構えることで元の人格に戻ることができたそう。

そんな安息の地の墓を離れ、因縁の地にある貯水槽を新たな墓標としてようやく息子を守れたということは、それだけ骨灰が強い力を持つ存在であるということと、それに劣らないくらい父の息子を思う気持ちが強かったということだと思います。

・そしてラストバトルへ

さて、話を戻して、お父さんの助けでようやく正気を取り戻した光弘。

冷静になったことで、この事件がただただ怪異の仕業というわけではなく、背後に玉井工務店(注:祭祀場と儀式を管理していた、東京開発の影で暗躍するオカルト組織)の荒木の存在があることに勘づきます。

全部オカルトで片付けず、霊的パワーだけではどうにもできない、悪意を持った生きた人間がいるという、サスペンス要素もあるのが大変緊迫感があっていいですね。

しかし黒幕の存在に気付くも時すでに遅し、なんと娘の咲恵ちゃんが荒木に攫われてしまったのです!

光弘は、過去に自身と同じく祟られた経験があり今回の工事の現場責任者である菅原所長、そしてついに原義一さんとも合流し、みんなでこの祟りを終わらせるべく、荒木の元に向かいます。

途中、菅原所長が脱落しましたが、光弘パパと菅原所長の弟さんが守ってくれたのか、無事一命はとりとめます。一方、光弘は原さんを連れて"穴"へ。

すっかり正気を失った荒木と格闘になり、ひどい痛手を負いますが、父の「頑張れ」という声に奮わされ、僅かな力を振り絞ってなんとか立ち上がります。ボロボロになっていた光弘でしたが、原さんの加勢もあり、咲恵ちゃんも無事意識を取り戻します。

ここの格闘シーンも緊迫感があって非常に読んでいてワクワクしました。原さんの「なんで邪魔するんだよォ!かあちゃんを施設に入れなきゃいけないのによォ!」という叫がかっこよくも切ない。

・結末と代償

乱闘の結果、荒木から無事咲恵ちゃんを奪還した光弘。原さんは咲恵ちゃんの無事を見届けると穴の中に自ら戻っていきましたが、その瞳には覚悟が宿っているように見えました。

やっと事態が落ち着いて安堵する一方で、もう少し早ければ…!と思わずにはいられません。何故なら前述の通り、既に光弘は14人のホームレスを穴に捧げてしまった後であり、彼らは二度と戻らないのです。

光弘は逮捕されて罪を償ってエンディングかな?と思いきや、なんと玉井工務店が警察に手をまわしておりその件は無罪放免。玉井工務店の荒木にぼったくられたお守り代等も全額返金されることになりました。

う~ん、確かに光弘もわざとやったわけじゃないけど、やっぱり罪のない人々の命をたくさん奪ったのは事実だし、ずいぶん都合がいい終わり方なんだな…と、わずかなモヤモヤを残したまま読み進めます。

その後、光弘は玉井工務店の社長に連れられて、"穴"を封印する儀式に立ち会うことに。

現場に到着すると、穴の周囲には土が盛られ、そして底には原さんと荒木が。光弘がどういうことだと思った矢先、ついに儀式が始まり、ようやく彼は自分がやったことの重さを知ることになります。

原さんと荒木は穴の中で生きたまま土を被せられ、更にその上には追い打ちのようにコンクリートパイルが埋め込まれました。光弘は彼らが人柱となるのをただ見届けるしかありません。そして、その秘密を生涯一人で抱え込むことになりました。

私の印象なのですが、光弘は原さんを連れ戻して儀式を再開すれば、全てが元通りになると、なんとなく考えていたんじゃないでしょうか。

以前玉井工務店の社長から説明してもらった通り、原さんが穴の中で過ごした後、人形(生贄の代用品)と数日間共に寝起きして、最終的には人形だけで結界を維持できるようになるはずだと。

ただ、それは全てが順調にいった場合の話で、物語中盤で光弘が荒木からお守りを買うときに「これ以上"穴"と縁を持つと、御饌使の身代わりとして、穴の中に何日もいる以上のことをしなければならない(要約)」というようなセリフがありましたが、これは荒木の嘘などではなく本当のことだったのではないかと私は思っています。

光弘が儀式を中断させたことで、骨灰と原さん・荒木の縁がどうにもできないほど強まり、また骨灰自体の力も人形などでは抑えきれないほどのものになってしまったのではないでしょうか。

本編開始前から祟られていた荒木はともかく、原さんについては光弘が儀式を邪魔しなければ、今回の仕事でも指定の日数を終えたら、報酬をもらって愛する奥さんのもとに帰れたはずです。

光弘は原さんの奥さんがどんな気持ちで彼を待っているか知っていますが、儀式を見守るしかありません。だってこうなったのは自分のせいだし、儀式をやめたら自身の家族だけじゃなく、もっと大勢が死ぬことになるからです。

ハッピーエンドかと思いきや、やはりそこはホラー小説らしく、むごい結末で締めくくられましたね。

・埋めたもの

なんやかんやありましたが、ついにビルも完成!

光弘と家族は平穏を取り戻し、お腹の中の赤ちゃんも生まれるどころか喋れるようになっている!

第二子の名前は幸多郎くん。いわずもがな、光弘パパ・幸介の名前からとってますね。最初は父親に対してネガティブなイメージを持っていた光弘ですが、骨灰に祟られたことをきっかけに自分が父に尊敬と愛情を抱いていたこと、そして父も自分を愛してくれていたことに気づいたのでしょう。

そして、視界の端に荒木が見える。今のところは害はないけど、目を合わせるとだんだん近づいてきてしまうらしい。怖すぎる。なので光弘もすぐ視線を逸らしてたけど、チリツモで最後にはめちゃくちゃ近くに来そうな気がするのは私だけ?渋谷に行かなきゃ出現しないのであれば、なんとかなる…かなぁ?でも毎日通勤しないといけないもんね…。

一方で自分や咲恵を守ってくれた父と原さんは、交差点から光弘をじっと見つめた後、人ごみに消えていきました。

荒木は最後正気を取り戻していたように見えたけど、あの二人と別で出現するということは、やはり完全には戻れなかったんだろうか…。話を聞く限り相当前から祟られていて、実際かなり精神を侵食されていたからなぁ。先述の通り光弘はさっと目をそらしているので、どんな表情でこちらを見ているのかわからないのも不穏ポイント。

ていうか、パパと原さんが地上の交差点にいるのに、荒木だけ同じフロアって…なんか近くない?大丈夫だよね?執念で追ってきてるとかないよね?

今後、光弘が玉井工務店の社長の教え通りこの事実を一生誰にも漏らさず生きていければ、お父さんと原さんが見守ってくれている限り、──そしてあの結界を壊す誰かがまた現れない限り、きっと光弘や家族が災厄に見舞われることはないでしょう。

全体的にきれいにまとまりつつ、それでも若干の不穏さと、希望を残して終わる、というのが良い塩梅で素晴らしい。

「知ってるか?おれたちみんな、死者の上で生活しているんだ。」

帯にもあるこのセリフ、読了前は自分が立っている場所が実は事故物件だったことに気付いてしまったような居心地悪さを覚えますが、読了後は骨灰やそれを鎮めるために犠牲となった原さんや荒木、そんなことは知らずに彼らの上で生きている人々(かつての自分のように)への言葉だとわかります。

その他、細かい小ネタと考察

・因果が続くとしたら

無事骨灰は封印されましたものの、「因果が続く場合身内に行く」という説明と、父から息子へ因果が引き継がれていること、そしてご丁寧に祟られ実績のある光弘パパの字を貰っていることを考えると、万が一この因果が引き継がれるとしたら恐らく幸多郎くんに行く気がするので、どうにかして彼には土地開発と全く縁のない会社に就職してほしいですね。なんだろう、NASAとか…?

ただ、人間が地に足をつけないと生きていけない以上、どんな生き方をしても土地に全く無縁の生き方というのはできないよなぁ。

・竹中の罵倒

妊娠中の妻・美世子の検査に立ち会うため、上司の竹中に早退してもよいか相談する際「お前が産むわけじゃねぇだろうが!」みたいな感じで罵倒されて光弘が失望するシーンがありますが、それまで電話越しの竹中のセリフは《》で囲われていたのに対し、その罵倒の部分だけは普通の「」であることに気づいたのは私だけではないはず。あれは横にいる偽父(骨灰)が竹中の声を真似て叫んだという解釈でOKかと思います。

・水と火

今作では一貫して、水は安全なもの、火は危険で有害なものとして登場します。パパの墓石のお祓い方法がもしお焚き上げとかだったら、最終決戦時にあの穴の上にある貯水槽にはたどり着けなかったですよね。

ただ日本の神様ってのは人類の加護者ではないと思うので、今回はたまたま敵対勢力の対抗勢力だったから水が助けてくれただけ、という風に私は解釈しています。その証拠に、儀式がうまくいかないと水神様が御饌使を招いてしまうことがあるという話もありました。招かれた御饌使は何処に行ってしまうのか?というのは言わずもがな。

良い神様!と雑に括るのではなく、その辺をちゃんと伝わるように書いてるところに好感が持てます。

・ホームレス

今作にはよくホームレスが登場します。彼らを憐れみつつも内心ではどこか嫌悪感を持ち(骨灰に人格を歪められていたとはいえ)、自分が同じように転落することを恐れながら、父の言いなりになって穴に生贄を捧げ続ける光弘と、奥さんや世の中のために躊躇いなく自分を犠牲にできる原さんの対比は印象的です。

原さんの高潔さに心を動かされる一方で、世間がもう少し彼らに目を向けていれば原さんや14人のホームレスたちは穴の中に埋もれずに済んだかもしれないな…と思わずにはいられません。

・荒木の言動

骨灰に憑かれていた荒木ですが、光弘に死んだ身内の遺品を着けるように勧めたりしていましたよね。

光弘もあくまでIR部の業務の一環として生贄探しを行っていたので、荒木も本人的には真面目に神職として振舞っていたつもりだったのでしょう。

また骨灰も現在の感情や現実に対する認識を歪めることはできても、既存の知識は歪められなかったものと思われます。

感想終わり

他にも光弘の自宅が本当にパワースポットだったりしないか?とか、いろいろ気になるところはあるのですが、とりあえずざっと気になったところやこの本の面白さを書き出せたので、一旦満足です!

また読み返して気付くことがあれば記事にしたいと思います。

沖方さんの他作品も色々読んでみたい。

ここまでお読みくださりありがとうございました!

*1:KADOKAWAオフィシャルサイトより引用

雑記:謎の不調とWalkersのクッキー、IT求人を見る

こんにちは。忙しかったのと最近なんか文章を書く気にならなかったので久々の更新です。

本当は最近読んだ漫画の感想でも綴りたかったのですが、それよりしょうもないことをしゃべりたい気持ちが勝ってしまったので、今日も今日とてしょうもないことをダラダラ書いていきます。

謎の不調とWalkersのクッキー

ここ数日、私は謎の不調に苛まれていました。

仕事中な~んか体がだるいなと思ったら、数時間後には関節と背中がゾクゾクし始め、暖房をつけても布団をかぶっても寒くてたまらず、リモートなのをいいことに最低限の仕事を終えたら残り時間は寝込んでいました。

翌日朝には熱が下がりましたが、厄介なのがここから。脳みその中心に重い芯のようなものが入っている感覚が続き、頭がぼーっとして凡ミスしまくりました(電車を逃す、毎日通ってるドアの開け方忘れる etc)。しかもそれだけじゃなくて、根拠もなく気分が落ち込むという需要0のおまけつき。

「私の人生は生まれた時からずっと失敗ばかりで惨めだ…」

「好きなものはどんどん世の中から消えてっちゃう(※)のに、嫌いなものはどんどん増えていく。碌に生産的な活動もしないくせに、他人に文句をつけてばかりの人間なんて生きてる価値あるんだろうか…」

*1

別に職場で怒られたとか、致命的なミスをしたとかは、まったくないのですが、自分の嫌な部分にばかり目が行くのを止められません。

このままだとしんどすぎて、また被害妄想や引きこもりが再発しかねない!

危機感を感じた私はわずかに残った理性で必死に状況を分析します。

「病み上がりだから、お腹が空いてるから悪い方に考えるんだ!何か、何か食べるものは…!」

心中でそう唱えながら満員電車を降り、周囲を見渡すと、コンビニの輝く看板が目に入りました。藁にもすがる思いで入店すると、レジ横に何やら艶やかな赤いパッケージが…。

「これだ!!」

そう思い私が手に取ったのは、子供の頃大好きだったWalkersのクッキー(のちっちゃいやつ)でした。初めてこの味を知った時、あまりの美味さにものすごい勢いで箱を空にした記憶があります。

そう、あの頃は何の不安もなかった…。ただただ目の前のおいしいものに感動していました。あの味にもう一度触れることができたなら、あの時の自分の気持ちも一緒に思い出せるような気がしたのです。

クッキーを買い終わると、ちょうど乗り換えの電車が来ていたので慌てて搭乗。周囲の人に迷惑のかからないよう慎重に袋を開けて、サクッと一口齧りました。

久々に食べたWalkersのクッキーは、普通に美味しかったです。すでに知っている味なので感動する程ではないですが、その「普通に美味しい」という感覚が、異様なネガティブ思考におぼれていた私をいつもの日常に戻してくれました。

「なんだ、別に私の好きなものってまだ世間に沢山あるじゃん」

「好きなものがあって楽しめてるなら、それを作ってくれた人にポジティブな気持ちは返せてるし、それならまぁ、いいか」

空腹が満たされて気持ちに余裕が戻っただけかもしれませんが、普段の落ち着きを取り戻した私は、電車に揺られて最寄り駅に運ばれていったのでした。

そういうわけで、Walkersのクッキーおすすめです。皆さんも良ければ食べてみてね。私はショートブレッドが好きです。 

や~っぱりキャリアが不安!

先述の通り、謎の体調不良で何に対してもネガティブになっている時、真っ先に出てくるのが将来、特に今後のキャリアに対する不安です。

今の仕事は給与もいいし、意地悪な人はいないし(癖のある人はいる)、毎日絶対に定時で帰れる超絶優良環境なのですが、非正規なのと内容が簡単すぎるのでちょっと不安なんですよね。

職場の人に正社員雇用に切り替えてもらえないか相談しようかな?と考えたこともあるのですが、そうすると責任が増える分、今みたいに黙々とPCで自分の仕事に集中する…ということは出来ないかもしれないし、お客さんとしゃべらないといけなくなるかもしれない。飲み会も多い職場だし、自分みたいな雑談苦手人には合わないんじゃないか?という不安があり、なかなか踏ん切りもつかず。

本当は自分以外の人と話すのが苦手なので、PCに向かって自分の仕事をやって、フルリモートで働きたいんです。だからといってはなんですが、学生時代に授業でサラッと習ったHTML、CSSをもう1回学習してます。ただ正直webデザインは名前をよく聞く分、かなりレッドオーシャンな印象を持っているところもあり…。実際どうなのかはやらないとわかんないですが。

というわけで、このままでいいのかな~?という不安がまたグルグルしてきたので、実際どうなんだ!というのを確かめるため、とりあえずIT系の転職サイトに登録してみました。

ざっと見てみると、やはりエンジニアの募集がダントツで多い!フルリモートOKの求人も結構あります。DXだのなんだのと叫ばれる昨今、エンジニアを集めるのは大変なんでしょうね~。ただよく見ると、フロントエンジニアというお仕事もHTML、CSSを使うっっぽい。頑張れば今勉強してる内容を活かせそうな雰囲気を醸し出しています。

一方で、現状の私のままでいけそうなのはCS(カスタマーサクセス)。サブスク形式のソフトウェアは解約されないようにするのが肝心なので、契約後のお客さんのお世話をしてあげる役割ですね。使い方とかレクチャーとかしなきゃいけないので、事務作業メインの現職より格段にコミュニケーション能力が必要となってきます。大変ですがその分、お給料も現職より高そうです。

私は難しいことをかみ砕いて説明するのは結構得意だと思っているのですが、知らん人と口頭で話すのはそれ以上に大の苦手です。文字と違って発言内容を見返せず、数秒以内に返答やそれに付随する表情を考えないといけないのがしんどいのです。

なのでCSはチャットだったら行けるけど、会話が必須な時点で結構きついなー…という印象。逆に話すことへの苦手意識さえ克服できれば相当天職になる気はします。

転職サイトを眺めた感想としては、理想のワークライフを叶えるにはやはりwebデザインの勉強を続けた方がよさそう。ただ、周囲の人に恵まれている今の環境にいるうちに苦手を乗り越える努力をしておけば、もしかしたら私でもCSとかになれる…かもしれない!つーわけで、あっても先の話だとは思いますが、正社員登用のお話をもらえることがあれば、その時は素直に受けてみよう!と決意。

ちなみに、この数時間後に頭の中にある重い芯のようなものが取れた気がしました。先が見えた安堵から体調が良くなったのか、そもそも治りかけだったから先のことを考える余裕があったのかは謎です。

 

というわけで、体調不良に振り回された数日間でしたとさ。おわり。

*1:(※)八天堂のクリームパンのこと。最近パッケージやクリームの質感がリニューアルされたが、筆者はリニューアル前の方が好きだったため。

雑記:理想と現実、ゲーム作りの原点に戻る?

理想のキャリアに焦がれる日々

前職と比べて、適性が一致しており職場の環境も良い仕事に転職できた私ですが、まだまだ欲は尽きません。

本音を言えば、完ッッッ全に自分のペースで仕事がしたい。

つまるところ、いつかはフリーランスやらフルリモートの仕事に就きたい。ついでにお給料も欲しい。

この考えを周囲の人間に漏らしたところ、今のところ全員に呆れられています。

そりゃそうだよな…。半年にも及ぶ転職期間中に散々心配をかけておいて、やっと安定した職に就いたと思ったらまた転職の話だもの…。

そうはいっても頑固な私は、理想のキャリアに焦がれることをやめられません。だって1on1とかだるいし…。

ひたすらgoogleで気になる求人をチェックし続ける日々。

しかし、やはり私のような人脈もなく不器用な人間が、良い待遇の労働環境にたどり着くには、それ相応の努力や忍耐が必要になりそうです。

良さげな求人を見ると必ず応募条件に2~3年の実務経験があったりするのですが、高い給与を支払う価値があり、完全在宅でも支障なく業務をこなせる人間であると認識してもらうには、やはり実力の証明は必須です。

また企業によっては選考時にリファレンスチェックと言って、応募者の前職関係者に色々事実確認を行うところもあります。

そう考えると、今の職場で真面目に何年か働いて、円満退社してより良い就業先を探すのは、やはりリスクが少なく確実な方法であるような気がします。

でもこの数年ってのが長いのも事実~!!

未来のための忍耐が何年もつか、それは私自身にとっても未知です。

ゲームに向かい合う余裕が戻ってきた

燃え尽き防止の為にここしばらくゲームを自粛していた私ですが(詳しくは下記の記事を参照)、予想より短期間でゲームに対する気持ちが回復してきました。

summerbeans.hatenablog.com

情熱というものは、無理に持とうとすると永遠に失われてしまう恐れがある一方で、少しの休息があれば意外と簡単に戻るものなのかもしれない…?

とはいえまだ本調子じゃない感じはするので、全盛期のようにバリバリ遊びまくることはせず、自分がやりたいと思った時だけ触るようにしています。

最近、大学卒業以来いじれていなかったUnityを久々に再起動したところ、visualstudioが便利になっていたり、休息期間中にUnityC#の基本が脳内で整理されていたようで、何年振りにワクワクした気持ちでゲーム作りに取り組むことができました。

自分にとって実装しやすく、テンションが上がる機能から順にコードを書くことを意識しています。

私の作るゲームは儲からないし凝ったつくりでもないですが、それをとやかく言う人はいません。

小さな仕様1つ決めるのに複数人の会議を通したり、書類をわざわざ作る必要もなく、気軽に試行錯誤できるのがとにかく快適です。

とにかく、評価を気にせず、ただただ作ることを楽しめるのがとても楽しいです。

雑記:転職して思ったこと色々、得意と好きは違う

また頭の中にある考えをだらだら書いてみる回です。文章の練習もかねて。

適正0の憧れの職業を辞めたらとりあえずは快適になった

最近転職しました。

前職は新卒時代に好きが高じて入った仕事だったのですが、色々あって会社が傾いて職場環境が荒れてきたところに、求められる能力と私の性格&得意が全く嚙み合わず精神的な負担が重なっていたこともあり、結果的に2年半くらいで限界が来てしまいました。

今は全く別の職種で働いていますが、これがめちゃくちゃ得意分野にハマっている感じがあり、ノーストレスだし上手くやれてる実感もあり、やはり好きと得意というのは違うのだなぁと実感しています。

こんな職場に出会えたことは相当な幸運だと思う一方で、内心では「こんな楽に仕事してていいのか?」「もっと情熱的に取り組める仕事に就いた方がいいのでは?」などと、新たな悩みが湧くようになりました。我ながら贅沢ですね。

でも最近思うのは、仕事をしている自分を構成する要素を細分化すれば、今の環境でも楽しく成長する道を見つけられるんじゃないかなーということ。もし自分の適性に合う仕事が分からない時は、chatGPTさんに聞くのがオススメです。キャリアコンサルタントの人が知らないような専門的な職業を提案してくれたりするので、新しい世界が開けます。それが現実的な提案化はさておいて…。

私の話をすると、私はPCやソフトウェアの操作を覚えて人に説明するのが得意なのと、相手が読みやすい文章を書くことや、人の不便を解消することにやりがいを感じるので、なんとなく説明書とかを書く仕事とかに携われるといいのかなぁと思っています。

 

おわり。

雑記:最近考えてること

こんにちは。このブログの筆者です。

今回は大した話題がないのですが、あんまりブログを放置していると、文章を書く感覚&ブログの存在を忘れそうだったので、ブログ筋維持の為に軽~い内容の記事を書くことにします。

友達がうんこに行ってる間の暇つぶしにでも、読んでいただけると幸いです。

最近考えてること①「気合い入れすぎてブログ書けない」

このブログを始めるまで、私は良質なネットメディアしか読んだことがなかったので、開始当初はこのブログも有益な記事で溢れるものにしようと思っていました。なんて意識が高いんだ。

ただ、日記しか書いたことがないような素人が、しょっぱなから皆に面白がってもらえる記事を書くのはめちゃくちゃ難しい!

一旦ハードルを下げて「読みやすい文章&起承転結がある」ことを最低条件に、自分の心に刺さったコンテンツの感想や考察をまとめてきましたが、正直これだけでもまーだ難しい!

別に読みやすくもないし、起承転結もあってないようなもんですしね。笑

改めて、読みやすくて面白い記事を量産できるライターさんたちの凄さを実感するのでした。

ただ、実際にブログを始めて文章を書いたことで、今の私は基礎的な文章力が不足していることもなんとなくわかってきました!

なので、まずは他人に見せる文章の執筆に慣れるためにも、しばらくはこんな感じでしょうもない記事をたくさん書いてもいいのかも…と考えています。

最近考えてること②「ゲームを休むという選択」

私はゲームが大好きです。

このブログを開設したのも、同じゲームを遊んだ誰かに感想を共有出来たら嬉しいな~という理由からでした。

そんな私ですが、最近とある悩みを抱えておりまして、それは「ゲームを遊んでいても心が動かないことが増えた」ことです。

1年前の自分だったら感動して目をキラキラさせていたであろう作品に出会っても、今の私からは「あぁ斬新な演出を狙ってるね」「こういうの前にも見たな」というような、冷めた感想しか出てこなくなってしまったのです。

心当たりはちゃんとありまして、恐らく「シンプルに実生活が忙しすぎて心の余裕がない」のが原因だと思います。

(先日投稿した「考察:お仕事モンスターは何故生まれるのか」という記事も、ストレスの発散も兼ねて書いたものです。)

実は過去にも一度、同じような状況に陥ったことがあり、その時は「苦しい時こそ、好きなことを突き詰めれば幸せになれるはず!」と考えて、疲れた心身を無理やり動かして趣味に没頭していました。

ただ当時の私の予想は全く当たらず、むしろ現実はその逆で、ストレスを感じた状態&好きなものが条件付けされてしまったことで、私は当時好きだったことに何の喜びも見出せなくなってしまったのです。

心から楽しめる趣味というのはかなり貴重なので、その後は生活が安定しても何をしていいかわからなかったり、己のアイデンティティについて悩んだりすることも結構ありました。

こんな苦い経験があったので、私は自身のゲームに対する感受性の低下に危機感を感じ、同じ轍を踏まないためにも、いったんゲームをお休みしてみることにしました。

とはいっても完全に辞めちゃうわけではなくて、あくまで自分の気が向いた時にだけゲームをする程度に、プレイのペースを落としてみようかな~と思っています。

ゲームというのは1つ1つが作り手のこだわりの結晶なので、今一度初心に帰ってそうした部分をじっくり味わってみるつもりです。

もしこの方法が上手くいって、無事に私がまたゲームで感動できるようになった暁には、こちらのブログにその旨を書こうと思いますので、その時は同じように趣味への燃え尽きで悩んでいる方の助けになれたら幸いです。

まとめ

というわけで、忙しくて今までのような記事を書けない代わりに、筆者が日頃考えていることを綴ってみました。

でも本来ブログってこういうもんだよね!楽しければよし!

今日は疲れたので、この辺で締めようと思います。

また時間がある時に今日みたいな雑記を投稿してみるつもりです。

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。